寝室で地震に遭ったら、窓ガラスの破片や照明器具の落下などに注意し、枕や布団などで頭を保護する。また停電に備えて懐中電灯や自動で点灯する保安灯を用意しておく。

プライバシーの確保・安全・心のケア等を考慮して、可能な限り自宅で生活を続ける在宅避難という選択肢がある。

発災直後は頭が真っ白になり、体もこわばって適切な判断が難しくなるため、落ち着いて行動するように心がける。

緊急地震速報が来てから実際に地震が来るまでの時間は数秒～数十秒しかないため、咄嗟にできることを普段からイメージし優先順位をつけておく。

家電製品のそばに花瓶や水槽といった水の入ったものを置くと、地震で倒れた際にコンセント部分に水がかかり発火する恐れがあります。

緊急地震速報とは、地震により最大震度5弱以上の揺れを予想した時に、震度4以上の揺れを予想した地域に対して発表される通知のことです。

令和3年2月13日、福島県沖で発生し最大震度6強を観測した地震は、10年前の東北地方太平洋沖地震の余震と考えられています。いつ余震が発生しても適切な行動をとれるよう、今準備しておくべきものと、地震発生時の行動を今一度確認してみましょう。

電車に乗っている時に災害に遭ったら緊急停車に備える。座っていたら鞄などで頭を守り、立っていればケガをしないように姿勢を低くしたり、つり革等につかまって倒れないように足を踏ん張る。

ガスコンロ周辺の棚などから燃えやすいものが落ちてこないように、また、油などが倒れて引火しないようにガス機器の周辺を整理しておきましょう。

家の中で地震に遭ったら、丈夫な机やテーブルの下などにもぐったり、頭を座布団などで保護して自分の身を守る。揺れている間は火傷の危険もあるので無理に火を消そうとしない。また落下物もあるので、慌てて外へ飛び出さない。