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平成28年熊本地震から10年

熊本城の被害

出典:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」


この4月で、熊本地震から10年となります。


2016年(平成28年)4月14日21時26分にマグニチュード6.5、その約28時間後の4月16日1時25分にマグニチュード7.3の地震が発生しました。いずれも最大震度7を観測しており、同じ地域で震度7が2回観測された、観測史上初めての事例となりました。


この一連の地震を契機に、日本の地震情報のあり方は変わりました。現在、大規模な地震の発生直後に、気象庁が「余震」という言葉を使って注意を呼びかけることは原則としてありません。これは、当初14日の地震を「本震」、その後の揺れを「余震」と呼んで警戒を促したものの、結果的にそれを上回る規模の16日の地震(本震)が発生し、被害が拡大したことが背景にあります。

【参考】

「『余震』の言葉が消えた日」(2021年4月7日)https://www.rcsc.co.jp/bousai-contents/20210407



熊本地震の大きな教訓の一つは、「最初の揺れが収まっても、より大きな揺れが後から来る可能性がある」ということです。一度揺れが収まると、警戒が緩みがちですが、次にさらに大きな揺れが来るかもしれないと想定して行動することが重要です。

10年という節目にあたって、内閣府や熊本県などの関係機関では当時の記録や経験・教訓を後世に伝えるための取り組みをまとめた特設ページ等が設けられています。以下リンクは、その一部です。


  • 熊本地震から10年~記憶と教訓を未来へ(熊本県特設サイト)

  • 内閣府 広報誌「ぼうさい」115号 「特集『平成28年熊本地震』から10年~経験と教訓をこれからの防災に活かす~」



この機会に、熊本地震の経験をあらためて振り返り、これからにどうつなげていくかを考えてみませんか。過去の経験を記録として残すだけでなく、次の災害に備えるための教訓としてどう生かすかが重要です。

私たち一人ひとりも日頃の備えを見直し、例えば、飲料水や非常食などの備蓄の確認、家具の固定や転倒防止対策、家族との連絡方法や避難場所の確認など、できることから一つでも行動に移していきましょう。



なお、防災だよりでは、防災や日頃の備えに関する記事も掲載しています。この機会にぜひ参考にしてみてください。

【参考】

「いざという時の家族との連絡」(2024年4月15日)

「今日から始められる!『ローリングストック』 〜災害備蓄のひと工夫〜」(2023年10月18日)

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