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水害ハザードマップを活用しよう

今年の夏も、各地で記録的な大雨が降り、多くの被害が発生しています。

8月6日からの大雨により、日本各地で住宅の浸水や土砂崩れの被害が相次ぎました。テレビやインターネットで流れるニュースを見て、「もし自分の住んでいる地域で同じことが起きたら」と、不安に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。災害はいつ、どこで起きるかわかりません。だからこそ、今、改めて身の回りの防災対策を見直すことが大切です。


ハザードマップとは

ハザードマップを確認する家族

ハザードマップとは、洪水や土砂災害、津波など、災害が起きた際に被害が想定される場所や避難所、避難経路などを地図上に示したものです。自分の住んでいる地域にどのような災害リスクがあるのか、一目で確認することができます。災害時にどう行動すればよいのか、計画を立てる際のヒントになります。


実際にハザードマップを見てみよう

水害ハザードマップには、避難所や洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域などが記載されています。ハザードマップで以下のようなことを確認してみましょう。

  • 自宅やその周辺に浸水や土砂災害のリスクが高い場所があるか

  • 浸水深より居室が高い場所にあるか

  • 最寄りの避難所・避難場所はどこか

  • 避難所までの安全なルートはどの道か

新宿区洪水ハザードマップ

実際にハザードマップを見ると、「自宅の周辺は0.5~3m程度の浸水のリスクがあるので、1階は浸水してしまうかも」「近くの川の周辺は浸水しやすいから、近づかないようにしよう」などと、被害の想定やリスクを軽減する行動を想像できます。


PREPでハザードマップを確認する方法

PREPでは、現在地と自宅のハザードマップを確認することができます。

PREPアプリでのハザードマップの確認方法

  1. 「アクション」タブを開く

  2. 「防災マップ」をタップ

  3. ハザードマップ一覧から確認したいマップをタップ(自治体によって公開されているハザードマップの種類は異なります)

  4. 自治体が公開するハザードマップのURLが立ち上がります


自宅や学校、勤務先など、よく行く場所のハザードマップを確認して、今すぐできる防災対策をぜひ実施してみてください。



出典

災害情報一覧(総務省消防庁)


河川の氾濫や高潮など、水害からあなたの地域を守る、「水防」(政府広報オンライン)


避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月)(内閣府 防災情報のページ)


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