避難後の無人になった住宅への空き巣や、災害後の混乱に乗じた犯罪に注意する。防犯ブザーを携帯したり家屋の戸締りを徹底するなどの対策をとる。

災害時は道路の状況が一変して視覚が不自由な方は動けなくなってしまい、自力での対応が難しくなることがある。

高層階では地震による揺れ幅が大きくなる傾向があり、家具の転倒などでケガをするおそれがあるため注意する。また避難の際はエレベーターは使わず階段で移動する。

災害時はトイレが使えなくなることがあるため、携帯トイレを用意しておく。また消毒液や除菌洗浄剤、ウェットティッシュ等で感染症を予防する。

電気による火災を防ぐため、地震で揺れ始めたら使用している電気製品はスイッチを切り、プラグを抜く。また避難する際は通電後の火災を防ぐため分電盤のブレーカーを落としておく。

大きな地震の後、1週間程度は余震の危険があるため警戒する。特に最初の2～3日は大きい余震に注意する。また余震に備えて家具の固定などを再確認し、家屋の耐震性に不安がある場合はあらかじめ安全な場所に避難しておく。

災害時に在宅避難を行うには部屋の片づけ、清掃が必要になる。清掃に必要な手袋、ガムテープ、マスク、ブルーシート等を用意しておく。

電気が止まった時はブレーカーを切り、電気機器のプラグを抜いておく。また水害時は漏電の可能性があるため注意する。

ケガに備えて包帯や絆創膏といった医療品を準備しておく。また災害時の混乱を防止するために応急処置ハンドブックを用意する。

地形や条件によっては30分程度で一気に1～2メートルの浸水になることがあるため、冠水前でも水害時に自動車では避難しない。