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【5月のアンケート結果】災害時のトイレ、どう備えてる?

水色の空と雲、星、虹の背景に、5月のアンケート 結果発表とPREPロゴが大きく表示された明るいタイトル画面

2026年5月11日から5月25日までアンケートを実施して、38名の方にご回答いただきました。

今回は、「災害時のトイレ対策」についてお聞きしました。

ご協力いただき、誠にありがとうございます。


結果をまとめましたので、お知らせします。






1.災害時、トイレが「流せなくなる理由」として想定しているものはどれですか?

災害時に自宅トイレが流せない理由のアンケート棒グラフ。断水が最多、排水管破損、浸水・逆流、停電が続く。回答者38名

最も多かった回答は「断水(水が出ない、手が洗えない)」で36件となりました。


次いで「排水管の破損(マンションの配管や、外の下水道管が壊れる)」「浸水・逆流(大雨や洪水で、下水や浄化槽から汚水が戻ってくる)」「停電(電動レバーが動かない、マンションのポンプが止まる)」が続き、「その他」では、便器やトイレ設備そのものの損壊を想定する回答も見られました。


いずれも、災害時にトイレが使用できなくなる主な要因として実際に想定されるものです。

また、「わからない・特に想定していない」という方はいませんでした。




2.断水時、便器に直接「水」を流して排泄物を処理することのリスクについて知っているものはどれですか?

断水時に便器へ直接「水」を流して排泄物を処理するリスクを示す横棒グラフ。配管破損が最多、続いて逆流や漏水、知らなかったが少数。

「床下や壁の中など“見えない配管”の破損」が最も多く挙げられ、次いで「地域の下水設備や処理機能の停止による逆流」、「集合住宅での階下への漏水トラブル」といった回答が続きました。

断水時に水を流して処理する行為については、排水経路や建物全体に影響が及ぶといったリスクが一定程度認識されていることがうかがえます。 


また、「リスクがあることを知らなかった」と回答した人も一定数見られました。

地震などの災害で断水が生じたときは、無理に水を流すと、目に見えない配管の割れ目から汚水が漏れ出し、重大なトラブルに発展する恐れがあります。

排水設備に破損が無いか確認できるまでは、水は流さないよう心掛けてください。




3.現在用意しているトイレに関する備蓄はありますか?

家庭用トイレ備蓄のアンケート棒グラフ。携帯トイレが最多、代用品と簡易トイレが続き、その他となにも準備していないも表示されている。

多くの方が「携帯トイレ(便器に被せて使うもの)」を用意していることがわかりました。また、「代用品(ペットシーツ、新聞紙、おむつ等)」や「簡易トイレ(持ち運び型・組み立て式のもの)」を用意している人も一定数見られ、備えの方法は複数に分かれる結果となっています。

「その他」では、ペットボトルに水を入れて備蓄するという声のほか、大きめのビニール袋バケツ凝固剤消臭袋を備えるといった回答が見られました。


一方で、「なにも準備していない」という回答も見られました。備えの方法には幅がある一方で、トイレ対策はまだ家庭ごとに差がある状況といえます。




4. 非常用トイレを購入する際に重視するポイントは何ですか?

非常用トイレ購入時の重視点を示す円グラフ。消臭・防臭26%、セット内容充実24%、コンパクトさ21%など、回答者38名の結果。

非常用トイレを購入する際に重視するポイントについては、「消臭・防臭性能」「セット内容の充実(防臭袋、外袋等)」が上位となり、使用時の快適性や実用性に関する項目が重視される傾向が見られました。

また、「保管スペースを取らないコンパクトさ」も一定の割合を占めており、備蓄時の取り回しや保管性への配慮も選択基準となっていることがうかがえます。

一方で、「価格の安さ」「長期保存できるか」といった項目も一定の割合は見られたものの、使用時の実用性保管性と比べると、重視の度合いはやや低い傾向となっています。




5.非常用トイレを実際に試したことはありますか?

非常用トイレを使った経験の円グラフ。38名回答。45%は持っているが未使用、26%は持っていない、16%はセット方法のみ確認、13%は実際に使って処理まで試した。

「実際に使って処理まで試した」と回答した人は13%「持っているが、一度も試していない」と回答した人が45%と最も多く、未使用のまま備蓄しているケースが中心となっていることがわかりました。


また、「持っていない」と回答した人も一定数見られ、備蓄そのものがまだ十分に行き渡っていない状況もうかがえます。




6.使用後の「排泄物ゴミ」の保管について、最も気になることは何ですか?

使用後の排泄物ゴミ保管への不安を示す円グラフ。保管場所や周囲の衛生面66%、収集再開までのニオイ24%など、回答者38名。

最も多かったのは「保管場所や周囲の衛生面」となり、全体の約7割を占める結果となりました。次いで「ゴミ収集が再開するまでのニオイ」が挙げられました。

一方で、「廃棄ルール」や「周囲の目」といった項目は少数にとどまり、制度面や心理的要因よりも、使用後の排泄物ゴミの保管衛生面廃棄方法など、処理後の取り扱いに関する課題が強く意識されている結果となりました。




7.災害時のトイレ対策について、今後もっと詳しく知りたいことは何ですか?

災害時のトイレ対策への関心を示す横棒グラフ。38人回答。最多は衛生的な処理方法、次いで備蓄量や仮設・代用トイレ。

災害時のトイレ対策について今後知りたい内容としては、「衛生的な処理方法」が最も多く、排泄物の処理や衛生管理への関心が高い結果となりました。

また、「自分や同居人数に合わせた適切な備蓄量」や「身近なもので作れる代用トイレの方法」、「マンホールトイレや避難所の設備」、「非常用トイレの正しい使い方」など、具体的な行動備えに関する項目も幅広く挙げられています。




【今月の振り返り】5月のニュースや身の回りで最も気になった災害や防災に関するトピックは何ですか?

災害や防災の関心事をまとめたアンケート結果の図。地震、山火事、気象、その他の色分け棒と回答例、回答者数17名が表示されている。

17名の方からご回答をいただきました。

一部を抜粋して紹介します。


4月に引き続き、「地震」に関する話題が特に多く挙げられました。

日本各地での地震の多発や、5月15日に発生した宮城県沖の地震(最大震度5弱)などが挙げられました。

また、山林火災や気象に関する回答のほか、警報の体系変更や、物価・供給に関して備蓄を心配する声も見られました。




さいごに

今月も、防災アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!


今回のアンケートでは、災害時のトイレに関する備えや認識について、さまざまな実態が見られました。

非常用トイレに関する備蓄はさまざまな種類で行われているといえる一方で、「実際に使って処理まで試した」 という人は限られていました。いざというときに使えるよう、実際の使用場面を想定して一度試してみることも、備えとして有効な方法の一つといえます。

また、購入時の重視点や今後知りたい情報からは、衛生面や使い方など、より実践的な知識への関心が高いことがうかがえました。


トイレの備えは、水や食料といった備蓄に比べると日常的に意識される機会は少ないかもしれませんが、災害時には生活の質に直結する重要な要素の一つです。今回の結果が、備えを見直すきっかけとなれば幸いです。


来月もアンケートへのご協力をよろしくお願いいたします。

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