【3月のアンケート結果】今使っているものを備えに役立てよう
- アールシーソリューション株式会社
- 2023年4月6日
- 読了時間: 4分

2023年3月10日から3月27日まで、「自宅の備蓄、防災用品」について、アンケートを実施しました。期間中147名の方にご回答いただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございます。
結果発表
1. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「たまに話す」がもっとも多い割合で、60%でした。昨年3月とまったく同じ割合で、変化は見られませんでした。
2. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

気にしている方が38%、やや気にしている方が39%とかなり多い結果となりました。昨年3月と比較すると若干気にしている方の割合が増えています。昨年3月のアンケート実施期間は福島県沖地震があり、電力不足、断水などの影響があった地域もありました。当時備えの不足を感じられていた方や、その後対策をされた方の回答が反映されているのかもしれません。
あなたの家にあるものを教えてください
3. 食事(食品・調理)

レトルト食品、飲料水、ラップは持っている方が多かったです。
ラップは調理に使ったり、皿洗いの水を節約するのに役立ちます。
栄養補助食品、野菜ジュース、サプリメントは持っている人が少なかったです。レトルト食品などでは栄養が偏り、体調を崩してしまうことも考えられるので、普段から買っている人は、いざというときにもぜひ活用してください。
4. 衛生

マスクは普段からつけている人が多いからか最も多い結果となりました。災害時、避難場所など人が多く集まる空間では感染症が流行しやすいのでマスクが役立ちます。におい対策や、すっぴんの顔を隠すのにも使えます。
包帯、滅菌ガーゼ、三角巾などケガをしたときに使うものは持っている人が少なかったです。特に地震の際はケガのリスクが大きくなるので、これらのものがあると安心です。
5. 生活雑貨1
日常生活の中で必須のものたち。いざというときにも、もちろん必要です。

持っているのが当たり前かもしれませんが、貴重品、衣服はいざという時にも当然必要になります。最近は電子マネーが普及しているため現金を持ち歩かない人もいるかと思いますが、災害時には現金しか使えない場合もあるため、最低限用意しておくといいでしょう。
6. 生活雑貨2
避難のために外を移動したり、避難先でも役に立つ生活雑貨。普段使い用に持っている方も多いはず。

避難する時、いつも暖かく晴れているとは限りません。傘やレインコートなどの雨具、手袋やカイロなどの寒さをしのげるものも必要になる可能性があります。
モバイルバッテリーが最も多いのは少し意外でした。災害時に必要なもののイメージが強いのかもしれません。
7. 生活雑貨3
普段は何気なく使っているけど、無いと意外と困るかもしれない道具たち。

レトルト食品を食べるためにハサミがなかった、電池式のライトやラジオを用意していたのに電池がない、など、当たり前に使っていたものが無くて慌てることもあるかもしれません。用意している備えを使うときに他に必要になるものがないか、確認しておきましょう。
8. 生活雑貨4
アウトドア用・災害時用に特別に用意する道具たち。

他の質問に比べて全体的に回答数が少なかったです。
アウトドア用品の中には、災害時に役立つものも多いです。もし日常的にキャンプなどを楽しまれる方はいざというときにも役立つことを覚えておいてください。
9. その他に備えているものや、役立ちそうなものがあれば教えてください。
複数回答があったものを抜粋してみました。

一番多かったのはガスストーブや石油ストーブなど、「電源不要のストーブ」で、北海道や長野県など、寒い地域の方を中心に8名の方があげられました。意外と見落としてしまうかも、と思ったのは「予備のメガネ」でした。特に家でのみ眼鏡をかける、たまに眼鏡をかけるという方は要注意です。
その他にもたくさんのご回答をいただきました。ありがとうございました!
すでに持っているものが備えに
普段使用しているものが災害時にも役に立つことがあります。「災害時の備え」というと特別なものを備えなくてはいけない気がしますが、すでにあるものを分けておいたり、日常的に使っているものを少し多めに用意したりするだけでも、備えになります。
実際に、選択肢に挙げられたものは、多くの方が持っていると回答されていました。避難用の持ち出し袋を作ったり、ローリングストックを検討する際に、ご参考になれば嬉しいです。
PREPでは、防災用品リストの機能が利用できます。こちらもぜひご活用ください。