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【7月のアンケート結果】線状降水帯の認知度は9割超!大雨のときに重視される情報とは?

雨滴柄の背景に傘のイラスト、中央に7月のアンケート結果発表、下にPREPロゴがある告知バナー。

2026年7月8日から7月27日までアンケートを実施して、37名の方にご回答いただきました。

今回は、「線状降水帯と大雨の情報」についてお聞きしました。

ご協力いただき、誠にありがとうございます。


結果をまとめましたので、お知らせします。






1.「線状降水帯」という言葉を聞いたことがありますか?また、どのような現象かを知っていますか?

「線状降水帯」を知っているかのアンケート円グラフ。回答者37名、知っている94%、聞いたことがない6%と表示。

近年、ニュースなどで頻繁に耳にする「線状降水帯」

今回の調査では、「聞いたことがあり、どのような現象か知っている」と答えた方が94%にのぼり、9割以上の方に認知されていることが分かりました。


〈解説〉線状降水帯とは?

「線状降水帯(せんじょうこうすいたい)」とは、次々に発生した雨雲(積乱雲)が列をなし、同じ場所を通過・停滞することでできる細長い降水域のことです。長時間にわたって激しい大雨を降らせるため、河川の氾濫や土砂災害など重大な災害発生のおそれが急激に高まります。


【参考】

線状降水帯に関する情報(気象庁)




2-1. ご自身の地域に線状降水帯に関する情報が発表されたことはありますか?

線状降水帯の情報発表有無を尋ねる円グラフ。37名回答で「ない47%」「ある39%」「わからない・覚えていない11%」「その他3%」

ご自身の地域で実際に情報が発表された経験があるか伺ったところ、「ある」が39%、「ない」が47%と、半々の結果になりました。




2-2.  情報が発表された際、警戒を高めましたか?

情報発表時に普段の雨より警戒を高めたかを示す円グラフ。回答者15名、47%が高めた、40%があまり変わらず、13%が変えず】【。

情報発表の経験が「ある」と答えた方に当時の対応を伺うと、「警戒を高めた」方が約半数となりました。

一方で、「少し気にはしたが行動はあまり変わらなかった」「特に何も変えなかった・気にしなかった」を合わせると、半数以上の方が特段の行動変化を起こさなかったという実態もうかがえます。




2-3. 具体的におこなった行動や備えがあれば教えてください

洪水時の備えを尋ねたアンケート結果の表。回答者8名で、家族確認、避難準備、ハザードマップ確認などの記述が並ぶ。

「警戒を高めた」と回答した方の具体的な行動としては、以下のような声が寄せられました。


  • 情報の確認・モニタリング:雨雲レーダーの頻繁な確認、ハザードマップで低い土地や危険個所の再確認

  • 事前準備・備蓄:水・乾電池・懐中電灯などの準備、事前のかい出し、避難所への移動準備

  • 家族・周囲とのコミュニケーション:洪水時の対応について家族で再確認

  • 環境整備:水路のゴミなどの除去作業




3. 今年の5月下旬から始まった「線状降水帯直前予測」を知っていますか?

線状降水帯の事前予測の認知度を示す円グラフ。39%が内容まで知っている、39%が聞いたことはあるが詳しくない、22%が知らなかった。回答者37名。

気象庁は2026年5月下旬より、発生の2〜3時間前を目標に発表する「線状降水帯直前予測」の運用を開始しました。


以前は「半日程度前」を目安に大まかな予測情報を伝えていましたが(2022年〜地方単位、2024年〜府県単位で運用)、予測精度が向上したことで、発生の2〜3時間前という直前のタイミングで「〇〇県北部」などのより狭いエリア(一次細分区域)を指定し、ピンポイントで危険を呼びかけることが可能になりました。 


この運用開始について伺うと、「内容まで知っている」と答えた方、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」という方がそれぞれ4割程度おり、合わせて約8割の方が何らかの形で情報をキャッチしています。


制度の存在自体は比較的認知が進んでいる一方で、実際に中身まで理解している層は3割強にとどまっており、具体的な内容や活用方法の周知はこれからが本番と言えそうです。


【参考】

気象庁「令和8年度より運用開始予定の 気象防災速報(線状降水帯直前予測)について」




4-1. 大雨や台風のとき、周囲の危険度を調べるために、普段どんなツールを使いますか?

大雨や台風時の危険度確認手段を示す横棒グラフ。気象・防災アプリとテレビのニュース/気象予報が最多、気象庁HPや自治体サイト、SNSも。回答者数37名。

大雨や台風の際に周囲の危険度を調べるツールとしては、「気象・防災アプリ」「テレビのニュースや気象予報」が同数で最も多く選ばれました。

次いで「気象庁のホームページ」「自治体のお知らせやポータルサイト」「SNS」という順になりました。


「特に調べない」という方はいませんでした。



4-2. 普段、大雨や台風の時に情報の確認や通知の受け取りによく使っているアプリがあれば教えてください。 

大雨や台風時に使う気象・防災アプリの回答一覧のグラフ。PREP、ウェザーニュース、Yahoo!防災速報、NERV防災、NHK ONEなどが並ぶ。

普段お使いのアプリをお伺いしたところ、以下のようなアプリが多く挙げられました(一部抜粋)。 

特によく挙げられたアプリ:PREP、ウェザーニュース、Yahoo!防災速報、NERV防災、NHK ONE ニュース・防災




5. 大雨の情報を調べるとき、あなたが最も重視する情報はどれですか?

大雨時に重視する情報の円グラフ。今後の雨の動き42%、現在地の危険度31%、雨の強さ19%、自治体の避難情報3%、川や道路の状況3%、その他3%、回答者37名

情報収集の際に「最も重視する情報」について伺ったところ、以下のような結果となりました。

最も多く選ばれたのは「今後の雨の動き」で、次いで「現在地の危険度」「雨の強さ・雨量」という結果になりました。


単に「今どれくらい降っているか」という雨量そのものよりも、「この後いつまで降るのか(今後の雨の動き)」「いま自分のいる場所が危険なのか(現在地の危険度)」といった、直接自分に関わる情報がより強く意識されていることがわかる結果となりました。




【今月の振り返り】7月のニュースや身の回りで最も気になった災害や防災に関するトピックは何ですか?

災害・防災で気になった話題をまとめたアンケート結果の図。地震、台風・大雨・洪水、土砂災害、猛暑が色分け表示され、回答者数24名とある。

24名の方にご回答いただきました。

一部を抜粋してご紹介します。


最も多く挙げられたのは「地震」に関するトピックで、世代や地域を問わず多くの方から回答をいただきました。


また、夏場ということもあり「台風・大雨・洪水」への関心も高く、「台風9号」の動向や「杖立温泉の川の氾濫」といった実際の風水害のニュースに注目した意見が寄せられました。

大雨に伴う危険として「足利市で発生した土砂災害」を挙げる方もおり、局地的な大雨による二次災害への警戒の様子もうかがえます。


さらに、気象災害としては「猛暑・熱波・熱中症」に関する声も目立ちました。

国内での熱中症予防はもちろんのこと、「ヨーロッパでの尋常でない暑さ」など、世界的な異常気象や酷暑のニュースを気にかける方も見られました。




さいごに

今月も防災アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。


今回の結果から、「線状降水帯」という言葉の認知度が定着している一方で、実際に情報が発表された際の受け止め方や行動には個人差が見られる現状が浮かび上がりました。

大雨や風水害への備えにおいては、最新の気象予測や現在地の危険度をいかに早く正確に把握し、個々の判断に繋げていくかが重要となります。


総合防災アプリ「PREP」においても、皆さまが迅速かつ適切な防災行動をとれるよう、今後も役に立つ情報発信やサービスの提供に努めてまいります。


来月もぜひ、アンケートへのご協力をよろしくお願いいたします。



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