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【2~4月のアンケート結果】3.11の前後で防災意識は変わるのか【2026年版】

2~4月 防災アンケート アールシーソリューション株式会社 東日本大震災 サムネイル

9月は防災月間として、防災に関する特集やイベント等が多く実施されます。

 

同様に、東日本大震災のあった3月11日前後は、毎年、震災を振り返る特集や防災に関する報道などが増えます。

2026年は、東日本大震災から15年となることから、例年に加えてさまざまな特集や報道が見られました。

 

そこで今回は、毎年実施している2月・3月・4月の追跡アンケート調査のデータを振り返り、東日本大震災に関する特集や報道が多く見られる時期、防災意識に変化が現れるのかを調査しました。

また、過去のアンケート結果とも比較し、2026年の防災意識についても調べました。

 

結果をまとめましたので、お知らせします。



アンケート回答者数

2026年2〜4月のアンケート回答者数の棒グラフ。2月31人「ペットとの避難」、3月22人「東日本大震災と関連する取り組み」、4月29人「新年度の防災対策の見直し」

2026年2月~4月のアンケート回答者数を比較すると、2月が31名、3月が22名、4月が29名となりました。

2月、4月は30名前後、3月はその2/3とやや少ない結果になりました。


今回のアンケートでは、2月・3月・4月で同じ質問をして、それぞれの回答にどのような変化が見られるのかを調査しています。




1.東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

東日本大震災について身近な人と話す頻度の横棒グラフ。2〜4月で「たまに話す」が最多、2月48%、3月73%、4月69%。

「よく話す」「たまに話す」と回答した人を合わせると、2月は61%でしたが、3月には87%まで増加しました。4月も86%と、高い水準を維持しています。

特に3月は、「あまり話さない」と回答した人が2月の32%から9%に減少した一方、「たまに話す」と回答した人が48%から73%に増加しました

「よく話す」と回答した人は、2月の13%から3月の14%と大きな変化はありませんでした


このことから、3月には東日本大震災について積極的に話す人が大きく増えたというよりも、普段はあまり話さない人が、震災について話す機会を持つようになったことが、全体の割合を押し上げたと考えられます。

4月も「話すことがある」と回答した人の総計は86%と高い割合を維持しており、3月以降、東日本大震災について話す機会が増えたことがうかがえます。



【過去との比較】東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

東日本大震災について話す人の割合を示す折れ線グラフ。2〜4月で2024年は約73〜74%、2025年は約70〜72%、2026年は60%から85%へ上昇。

「よく話す」「たまに話す」と回答した人の合計を比較すると、2024年と2025年は2月から4月にかけて大きな変化は見られませんでした

一方、2026年は2月の61%から3月には86%へと大きく増加し、4月も86%と高い水準を維持しました

 

2024年は2月74%、3月75%、4月74%、2025年は2月71%、3月73%、4月71%で推移しており、2026年の3月・4月は、過去2年と比べても高い割合となっています。

 

2026年は、東日本大震災から15年となることから、3月11日前後に震災を振り返る特集や報道などが多く見られました。こうした情報に触れる機会が増えたことが、東日本大震災について話すきっかけの一つになった可能性があります。




2.日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

「日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?」の月別棒グラフ。2月48%+35%、3月41%+41%、4月45%+55%で前向き回答が多い

「気にしている」「やや気にしている」と回答した人を合わせると、2月は83%、3月は82%でした。

4月になると割合が大きく増加し、100%となりました。4月は回答した29人全員が、「気にしている」または「やや気にしている」と回答しています。


2月、3月と比べて4月に防災への意識が高まった結果となりました。



【過去との比較】日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

避難場所や備蓄品を意識する人の割合の折れ線グラフ。2〜4月比較で、2024年青、2025年黄、2026年赤。2026年は4月に急上昇。

「気にしている」「やや気にしている」と回答した人の合計を比較すると、2024年は2月83%、3月86%、4月85%、2025年は2月79%、3月88%、4月90%となりました。

2026年は2月84%、3月82%と、2024年・2025年と比べて大きな違いは見られませんでした


一方、2026年4月は100%となり、過去2年の4月と比べても高い割合となりました。


2026年4月は、茨城県や長野県、三陸沖、十勝地方南部などで大きな地震が発生※しており、こうした出来事が、防災について考えるきっかけの一つとなった可能性があります。

 

※地震調査研究推進本部 「2026年の主な地震活動」より




3.お住いの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?

大地震の危機感を月別に示す横棒グラフ。2月は45%/45%/10%、3月は50%/36%/14%、4月は48%/48%/3%で、警戒感が強い。

「非常に感じている」「やや感じている」と回答した人を合わせると、2月は90%、3月は86%、4月は96%となりました。

2月、3月ともに8割を超える高い割合となっており、多くの方が、普段からお住まいの地域で大地震が発生する危機感を感じていることがわかります。


3か月を通して大地震への危機感を感じている人が高い割合を占めており、特に4月にはその割合がさらに高くなりました。



【過去との比較】お住いの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?

大地震の危機感を感じる人の割合を示す折れ線グラフ。2~4月比較で、2024年・2025年・2026年の推移が表示されている。

「非常に感じている」「やや感じている」と回答した人の合計を見ると、2024年は2月91%、3月91%、4月97%、2025年は2月91%、3月86%、4月94%となりました。

2026年も2月90%、3月86%、4月96%となり、過去2年と同じように、いずれの月も8割を大きく上回る高い割合となりました。


3年間を通して大きな変化は見られず、多くの方が継続して大地震への危機感を持っていることがわかります。

東日本大震災の記憶だけでなく、南海トラフ地震や首都直下地震など、今後発生する可能性が指摘されている大規模地震への関心も、こうした高い危機感につながっていると考えられます。

また、昨今は国内で大きな地震が相次いでおり、実際の災害を通して地震の危険性を身近に感じる機会もあります。2026年のアンケート期間中にも各地で地震が発生していることから、こうした出来事も大地震への危機感に影響している可能性があります。




さいごに

アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。


結果から、大地震への危機感は2024年、2025年、2026年を通して高い水準で推移していることがわかりました。

一方で、月によっても特徴的な変化が見られました。3月には東日本大震災について話す人が増えたり、4月には避難場所や備蓄品を意識する人が増えたりするなど、災害について考えるきっかけは、その時々で異なります。


過去の災害を振り返る特集や報道だけでなく、直近で発生した熊本県での地震や千葉の豪雨災害などの出来事も、防災について改めて考える大きなきっかけとなっていることでしょう。


いつ起こるかわからない大地震に備えるためにも、日頃から避難場所や備蓄品などを確認し、できることから防災について考えてみてはいかがでしょうか。


今後とも、ぜひアンケートへのご協力をお願いします!

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