【2月のアンケート結果】ペットとの避難、考えるべきは「ルール」と「準備」
- アールシーソリューション株式会社

- 3月18日
- 読了時間: 7分

2026年2月13日から3月2日までアンケートを実施して、31名の方にご回答いただきました。
今回は、2025年12月のアンケートでリクエストをいただいたテーマ、「ペットとの避難」についてお聞きしました。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。
結果をまとめましたので、お知らせします。
目次
1.ペットを飼っていますか? または飼っていたことはありますか?
2ー1.ペットとの同行・同伴避難について考えたことがありますか?
2ー2. ペットとの避難に向けて、どのような準備をしていますか?
4. 避難所にペット連れの人が来ることについて、心配な点はありますか?
5ー1. 避難所でペットを受け入れることについて、あなたの考えに最も近いものを選んでください。
6. 避難所において、ペット連れの人も、そうでない人も安心できると思う対策は何ですか?
9.お住まいの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?
1.ペットを飼っていますか? または飼っていたことはありますか?

今回のアンケートでは、「ペットを飼っている/飼ったことがある方」・「飼ったことがない方」それぞれの視点で、ペットとの避難について意見を伺いました。
はじめに「ペットを飼っているか」についてお聞きしたところ、約8割の方が、現在飼っている、または過去に飼った経験があるという結果になりました。
続いて、ペットを飼っている、または飼ったことがあるという方にペットとの避難に関わる準備や心配事を聞いてみました。
2ー1.ペットとの同行・同伴避難について考えたことがありますか?

9割以上の人がペットとの避難について「考えたことがある」と回答しました。
ただ、実際の準備状況には差があり、すでに準備を進めている方もいれば、「考えたことはあるものの、まだ準備まではできていない」という方も多く見られます。
「必要性は感じているが何から始めればよいか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
「準備をしている」という方々に具体的な内容を伺いました。
2ー2. ペットとの避難に向けて、どのような準備をしていますか?

トイレ用品やペットフードなど、日用品として欠かせないものを備えているという回答が多く見られました。
一方で、ペットの情報や身元がわかるもの、マイクロチップなどの備えについては、実施している人は限られています。
3.ペットと一緒に避難する場合、心配なことは何ですか?

ペットとの避難に関する心配事として最も多かったのは、「避難所で受け入れてもらえるかどうか」という点でした。
自治体によっては、避難所ごとにペットの受け入れ可否を示しているところもあるため、事前に確認しておくことの大切さが見えてきます。
また、ペット自身の生活環境だけでなく、周囲の人への配慮についても意識している方も多く見られました。
次に、「ペットを飼ったことがない」という方に避難所でのペット受け入れについて聞いてみました。
4. 避難所にペット連れの人が来ることについて、心配な点はありますか?

ほとんどの方が「トラブルが起きそう」という点を懸念しているようです。
鳴き声やにおい、アレルギーなどに関する声も多く、避難所での共同生活においてどのような影響があるのか、具体的なイメージが難しいことも背景にあると考えられます。
一方で、「特に心配はない」といった回答もあり、受け止め方はさまざまです。
5ー1. 避難所でペットを受け入れることについて、あなたの考えに最も近いものを選んでください。
5-2. 5-1で選んだ回答の理由を教えてください。

半数以上の方が、「条件やルールがあれば受け入れられる」と回答しました。
一方で、「わからない」「不安・心配がある」といった声も一定数あり、受け入れについては、具体的な条件や運用のあり方によって左右されると感じている方が多いことがうかがえます。
「条件やルールがあれば受け入れられる」と回答した方からは、
「ルールが決まっていれば問題ない」、や「同じ空間は遠慮したい」といった意見もあり、受け入れ自体への賛否というよりは、どのような環境や条件で受け入れるかが重視されているという印象を受けました。
最後に、避難所にあったらよい対策について皆さんに聞いてみました。
6. 避難所において、ペット連れの人も、そうでない人も安心できると思う対策は何ですか?

最も多かったのは「ルールの明確化」でした。
5-1 にて、ペットを飼っていない方の中でも「ルールがあれば受け入れられる」という意見が多く見られたことと重なる結果となり、ペットを飼っている人・飼っていない人双方に共通する考えとなっています。
この結果から、設備の対策や、物資の備えに加えて、避難所でのルールや運用方法をどう整えるかが課題になることが見えてきます。平時からの情報共有が重要といえそうです。
【特別企画】3.11の前後で『防災意識』の変化を確認!
東日本大震災から15年を迎えました。
毎年、3月11日の前後は防災に関する特集等が組まれます。
防災アンケートでも、2月・3月・4月の3回のアンケートで同じ質問をして、防災意識に変化が現れるのかを調査します。
今月は2月分の結果をご紹介します。
※3ヶ月での変化については、後日あらためて結果を発表します。
7.東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「たまに話す」が48%と最も多い結果となりました。
一方で、「話したことはない」という方も一定数見られました。
8.日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

日常的に避難場所や備蓄品を「気にしている」「やや気にしている」と回答した方は8割以上となり、この防災アンケートに参加してくれている皆さんの防災への関心の高さがうかがえる結果となりました。
9.お住まいの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?

「非常に感じている」「やや感じている」を合わせると、約9割の方が大地震への危機感を持っていることが分かりました。
2025年12月には、北海道・三陸沖後発地震注意情報が初めて発表されるなど、大規模地震に関する話題も続いています。
こうした意識を、日ごろの備えの見直しにつなげていくことが重要です。
【今月の振り返り】2月のニュースや身の回りで最も気になった災害や防災に関するトピックは何ですか?

16名の方からご回答をいただきました。
一部を抜粋して紹介します。
地震に関する話題が多く、小さな地震が続いていることや、千島海溝に関するニュースが印象に残ったという声が見られました。
また、気象に関しては、大雪の影響に加え、「2月とは思えない暖かさ」を感じた日があったという声もありました。
さいごに
今月も、防災アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
避難所でのペット受け入れについて、飼い主の視点と、そうでない方の視点の両方からさまざまな意見が寄せられました。
飼い主の方には準備や避難時の対応に関する不安がある一方で、飼っていない方からも、避難所での過ごし方や周りへの影響に対する懸念が見られました。
また、今回のアンケートを通して、個人でできる備えを進めることに加え、避難所でのルールや運営方法を具体的にし、あらかじめ共有しておくことの重要性が見えてきました。こうした点についても、今後の備えを考える際の参考にして行ければと思います。
3月も、アンケートへのご協力よろしくお願いします!



