今年も残りわずか。2023年はどんな年だったでしょうか。
2023年12月1日から12月22日まで「2023年の災害と防災」についてのアンケートを実施して、30名の方にご回答いただきました。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。
結果をまとめましたので、お知らせします。
結果発表
1. 今年起こった災害で印象に残っているもの（自由記述）
「今年起こった災害」で思いつくものを自由に挙げてもらいました。
それを災害種別ごとに分類してみると、大雨や台風に関するものが多く上がりました。
続けて、こちらで独自にピックアップした「影響が大きかった災害」の中から、強く印象に残っているものを選んでもらいました。
2-1. 今年起こった災害で印象に残っているもの（選択式）
選択式では「夏の災害級の猛暑」がダントツで最も多く回答を得ました。
続けて「5月の石川県の地震」「7月の東北地方での大雨」「10月の太平洋沿岸で発表された津波注意報」が多くなりました。
皆さんにこの回答を選んだ理由についてもお聞きしました。
2-2. 選んだ災害の中で記憶に残っている理由は？
夏の猛暑をはじめ、体感したり被害にあったりして、強く印象に残っているとの声が多かったです。
「夏の猛暑の最中、大雨が降って地震が起こったら、という複合災害を予想すると、ヤバいですよね」と複合災害について不安を感じる方もいました。
3.あなたの防災対策は？
続いては、今年の防災対策についての質問でした。
「昨年以前から継続して行っているものがある」との回答が最も多くなりました。
また今年見直したり、新たに実施したことがある方も多かったです。
4.今年、防災対策を行った理由、もしくは行わなかった理由は？
大雨や大雪、大きな地震などで不安を感じることがあり、今年防災対策を行ったという方も多かったです。
大災害ではなくても、何かしら体感したり見聞きしたかどうかというのは、防災対策を行う理由として大きいように感じました。
5. 今年、新たに実施した防災対策は何ですか？
今年最も印象に残っている災害が「夏の猛暑」だったこともあり、「熱中症対策・暑さ対策」との回答が最も多かったです。
非常食・防災用品の準備やハザードマップの確認、防災アプリのダウンロードなどの回答がそれに続きました。
6. 今年、見直しや再確認を行った防災対策は何ですか？
見直しの防災対策では、「非常食・防災用品の見直し」が最も多くなりました。
こちらでもハザードマップの確認、熱中症対策、防災アプリのダウンロードなどの回答は上位に来ていました。
7.来年の防災アンケートで取り上げてほしいテーマ
いただいたテーマの一部をご紹介します。
こちらは来年の防災アンケートの参考にさせていただきます！
ペットの避難法について（10代）
猛暑対策について（40代）
富士山噴火、南海・東南海トラフ地震（70代）
真冬の地震、長期停電時の暖房対策など（60代）
台風対策（40代）
複合災害への準備（50代）
避難の緊急性の程度範囲、閾値の代替表現などの改良点の提案（60代）
地域の安否確認の必要性を自治会等に伝達する方法（60代）
2023年の振り返り
皆さま、防災アンケートにご協力いただきありがとうございました。
本年は１月から全11回、アンケートを実施してきました！
今年も皆さまの回答から、防災への取り組みや意識をたくさん勉強させていただきました。
地震や大雨などで多少なりとも被害にあうことがないと、中々行動に移すことが難しい「防災」。
このアンケートには、被害にあわずとも、少しでも防災に興味を持ってもらえたらとの気持ちもありました。
来年もそういったアンケートを目指してまいりますので、是非ご協力をお願いいたします。
それでは皆さま、よいお年をお迎えください！
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