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4月のアンケート結果を発表します / 3月16日の地震後、どう行動したか

2022年4月のアンケート結果


2022年4月11日から4月28日まで、防災意識やアプリの機能についてのアンケートを実施しました。期間中、124名の方にご回答いただきました。誠にありがとうございます。

今回は、3月16日の深夜に発生した福島県沖震度6強の地震と、その数日後の3月21日に発表された「電力需給ひっ迫警報」について中心に伺いました。

すでに2か月前の出来事で記憶が薄れているかもしれませんが、皆さまの回答から、この地震や停電、警報をきっかけに防災を見直した人が多くいたことが分かりました。詳しい結果をご紹介します。





1. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

2. 東日本大震災で被害が大きかった地域の産品を購入するなどの支援をしましたか?

3. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

(※質問1~3の結果は2,3,4月共通の質問でした。後日、別の記事で結果を発表します。)



4. 3月16日23:34と23:26に福島県沖で最大震度6強の地震が発生しました。

地震発生の直後、情報収集のために真っ先に何を確認しましたか?


地震発生直後、情報収集のために真っ先に何を確認したかのアンケート結果を表したグラフ。アプリが最も多く、次にテレビ、Twitterと続いている。

アプリ、テレビで確認された方が圧倒的に多いという結果になりました。

若干アプリの方が多いのは、23時という遅い時間も影響しているでしょうか。「普段テレビとスマホどちらを使う頻度が高いか」だけではなく、地震発生時に「テレビをつけて活動していた」「すでに就寝中で近くにスマホしかなかった」などの状況の違いも見られそうです。



5-1. 3月21日、東京電力管内では電力需給ひっ迫警報が発令されました。警報を受けて、節電のために何か行動したことはありますか?対象地域外の方は自分がすると思う行動についてチェックしてください(複数回答可)


電力需給ひっ迫警報が発令された際に、節電のために行った行動についてのアンケートの結果を表したグラフ。使っていない照明・暖房を消したが最も多くなった。

70%以上の方が「使っていない照明・暖房を消した」と回答されました。ちなみに対象地域内の回答を集計すると、90%の方が何かしらの行動で協力をしていたことが分かりました。PREPユーザーの多くの方は呼びかけに協力していたようです。



5-2. 電力需給ひっ迫警報を受けて、万が一停電した時のために何か準備をしましたか?


電力需給ひっ迫警報を受けて、万が一停電した時のために準備したことについてのアンケートの結果を表したグラフ。スマホの充電・バッテリーなど電源の確保が最も多かった。

スマホの充電、バッテリーの用意をされている方や照明器具を用意された方が多かったです。今回の場合は停電予想時間が20時という予告もあったため、入浴や食事などを早めに済ませた方もいました。また、車に避難できるように給油をしたという方も。今回の警報を受けてバッテリー、食べ物、防寒用品を新たに購入したという方もいらっしゃいました。



6. 3月16日の地震の後、地震への備えについて、どんなことを見直しましたか?(複数回答可)


3月16日の地震の後、地震の備えについて見直したことについてのアンケートの結果を表したグラフ。備蓄品や防災グッズを確認した、が最も多かった。

「備蓄品や防災グッズを確認した」という方が半数でした。今回は特に停電が起きた地域もあったことで、防災グッズを見直した人が多かったのかもしれません。全体でみると124名中100名と、およそ8割の方が防災を見直すきっかけとしていました。



7-1. アプリ開発の参考にさせてください。PREPには「アクション」タブの機能、防災用品リストがあります。準備したものを登録してみましたか?


総合防災アプリ「PREP」のアクション機能内の防災用品リストに、準備したものを登録したかについてのアンケートの結果を表したグラフ。登録した方は13%にとどまった。

登録している方は1割程度、という結果でした。ご感想にもいただきましたが、防災用品リストの存在を知らなかった方や使い方が分からない方も多くいらっしゃいました。



7-2. 防災用品リスト機能のご感想があればお寄せください


防災用品リスト機能の感想をまとめた図。

すでに活用してくださっている方からは「停電に備えたもの」「衛生用品」などを追加してほしいという要望もありました。

まだご利用いただいていない方からは「特徴や使い方を教えてほしい」「ぜひ活用したい」というご感想をいただきました。機能の使い方は別の記事でも紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください。



8. ご自身やご家族等の災害を確認する意味で、定期的な案内のサービスを希望されますか?


災害を確認する意味で、定期的な案内のサービスを希望するかについてのアンケートの結果を表したグラフ。希望されている方が78%を占めた。

78%の方が災害に関する定期的な案内を希望されていることが分かりましたが、頻度はかなりばらつきがありました。それぞれどんなお知らせを想定して、ご回答いただいたのでしょうか。どんな案内なら受け取ってもよいと感じるか、ぜひ詳しく伺いたいです。



今回もアンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回のアンケートでも、ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。

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