【BCPの基本①】BCPは「防災の延長」ではない
- アールシーソリューション株式会社

- 6 時間前
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新年度に見直したいBCPと防災対策
新年度が始まり、組織体制や業務の見直しが行われる時期になりました。
防災やBCPについても、「一度作ったままになっている」「内容を十分に見直せていない」という声が多く聞かれるタイミングです。
特にBCPは、一度策定して終わりではなく、事業環境や組織体制の変化に応じて見直し続ける必要があります。しかし実際には、「災害対策として一通り整えたまま」になっているケースも少なくありません。
そこで今回から数回に分けて、BCPの基本的な考え方を改めて整理していきます。
難しい理論や専門的な話ではなく、「なぜそれが必要なのか」という視点から、BCPの本質を見直す内容です。
今回は、そもそもの前提として「BCPとは何か」、そして「災害対策との違い」について整理します。
「災害対策」と「BCP」は何が違うのか
「BCPはやっています」
そう答える企業は増えています。
ただ、その中身を見ると、災害対策で止まっているケースが少なくありません。
備蓄、什器の固定、安否確認。これらはすべて重要な取り組みですが、本質的には「被害を減らすための対策」です。
では、それで事業は続けられるでしょうか。
重要事業を継続・早期復旧するためには、BCP対策が必要になります。

BCPの本質は「事業を止めない設計」
BCP(事業継続計画)の目的は、「事業を止めないこと」、そして「止まっても早く戻すこと」にあります。
例えば、災害で一部の拠点が使えなくなったときでも、どの業務を優先し、どの手段で継続するか。
そこまで設計して初めてBCPと言えます。
災害対策が“被害を減らすもの”だとすれば、BCPは“事業そのものをどう守るか”を考えるものです。
この違いを理解することが、BCPを正しく考える第一歩になります。
次回予告
では、このBCPは誰が中心となって考えるのでしょうか。
次回は、総務がBCPの中心になる理由について整理します。



