【BCP-PREP機能紹介】津波への警戒もBCP-PREPでまとめてチェック
- アールシーソリューション株式会社

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弊社がサービスを提供する「BCP-PREP」は、
「災害対策止まりのその先へ オールインワンBCP」
を掲げるBCP活用ツールです。
今回のコラムは、BCP-PREPに追加された津波の情報に関するお知らせです。
あらためて「津波警報・注意報」とは?
東日本大震災をはじめ、大きな地震災害のときには話題になる津波警報・注意報ですが、改めてどんな情報なのか確認しておきましょう。
地震によって海底の地殻が大きくずれ動くことにより、津波は発生します。
このため、地震が発生した位置や規模から津波の推定の高さと到達予想時刻を計算し、それに基づいて、
・大津波警報 = 予想高さ3メートル以上
・津波警報 = 予想高さ1メートル以上
・津波注意報 = 予想高さ20センチメートル以上
の各情報を発表します。
「数十センチメートル」と聞くと一見安全な高さに思えますが、そんなことはありません。
いわゆる普通の波(波浪)は風によって起きますが、津波は地面のずれ動きによって海底から海面までの海水が丸ごと動きます。
つまり、たとえ数十センチメートルであっても、凄まじい威力をもち、桁違いの「水のかたまり」がぶつかってくるのです。
津波注意報・津波警報・大津波警報が出たら海沿いからただちに離れ、安全な高台に避難することが鉄則です。
津波の警報・注意報は全国の沿岸を66に分割した「津波予報区」の単位で発表されます。
たとえば、「和歌山県」には津波警報、「三重県南部」には津波注意報のように隣り合った沿岸でも異なる情報が出ることがあります。
津波予報区の一覧
災害情報画面に津波警報・注意報を追加!
このたび、「BCP-PREP」の機能拡充により、津波警報等(大津波警報・津波警報・津波注意報)の発表状況が「災害情報」のメニューから見られるようになりました。
津波警報等の情報は気象庁のWebサイトやNHKなど各種報道機関等でも入手できますが、BCP-PREPでは津波警報・注意報が発表されている沿岸と拠点(事業)との位置関係をわかりやすく知ることができるようになり、影響の有無を一目で確認できます。
企業としても、特に沿岸の従業員や拠点(事業所)に対して避難を呼びかけたり安否の確認を求めたりするための判断材料を、より簡単に得られるようになるのです。

今後とも、事業継続を支援し見直しを図ることができるアプリケーションとして、事業継続を阻むリスク・ハザードの情報を得られやすくなるよう、災害情報機能の拡充を図ってまいります。
参考
「津波警報・注意報、津波情報、津波予報について」(気象庁) https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/joho/tsunamiinfo.html
「津波を予測するしくみ」(気象庁) https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/tsunami/ryoteki.html



