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11月5日は津波防災の日

東日本大震災で被害を受けた町の写真。建物が津波によって壊れている。


11月5日(金)午前10時ごろ、PREPとゆれくるコールでは訓練通知を実施します。

ゆれくるコールでは毎年お馴染みの行事の一つですが、PREPでは今回が初めての訓練通知です。

アプリ内の設定で「訓練通知」がオンになっていると、訓練用データの緊急地震速報を受信します。通知メッセージには「訓練」と書かれていますので、大きめのゆれが通知されても落ち着いて行動してください。

下の画像は訓練通知を受け取ったときのイメージ画像です。(※通知内容は変更される場合があります)


▼PREPの場合


総合防災アプリ「PREP」にて緊急地震速報の訓練通知を受信した時の画面。

▼ゆれくるコールの場合


緊急地震速報通知アプリ「ゆれくるコール」にて緊急地震速報の訓練通知を受信した時の画面。

PREP、ゆれくるコールに限らず、全国で10府省庁、118の地方公共団体、28の民間企業・団体が11月5日の前後に訓練を実施する予定です。



どうして全国的に訓練が実施されるの?


手をつないだ親子が津波から逃げている様子。

きっかけは東日本大震災。この後にできた「津波対策の推進に関する法律」の中で毎年11月5日が「津波防災の日」と決められました。

気象庁では訓練の実施を計画している機関や団体等に対して、訓練用の緊急地震速報を配信します。これに合わせてPREPとゆれくるコールでも訓練の通知を送っています。



訓練通知を受け取ったら


携帯電話、ラジオ、テレビが緊急地震速報を報知している様子。

当日は午前10時ごろに訓練用の緊急地震速報を配信します。

少しだけリアルに様子を想像すると、より意味のある訓練になると思います。


金曜日の午前10時、みなさんはいつもどんなふうに過ごしているでしょうか。

会社で仕事をしている、自宅で家事をしている、電車に乗っている、布団で熟睡している人もいるかもしれません。

その時もし地震が起きたとしたら、どんな風に行動するのが良いでしょうか。

机の下に潜ってみるなど実際に動けるのが一番ですが、まずは想像するのが訓練の第一歩です。


どうやって身を守ろうか、ここから一番近くて安全な場所はどこだろうか、どうやって大事な人に連絡を取ろうか。

毎日災害が起きた時のことを想像するのは難しいですが、通知を見てから数分間だけでも想像してみてください。


出典

「津波防災特設サイト」(内閣府)


「令和3年度「津波防災の日」・「世界津波の日」に関する取組について」(内閣府)http://www.bousai.go.jp/jishin/tsunami/tsunamibousai/pdf/r3_02.pdf


「津波と津波火災による市街地被害」(災害写真データベース)http://www.saigaichousa-db-isad.jp/drsdb_photo/photoSearch.do

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