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【2月のアンケート結果】大雪のリスク、あなたはどう備える?

毎月実施している防災アンケートの2月の集計記事のサムネイル画像

2025年2月19日から3月3日までアンケートを実施して、58名の方にご回答いただきました。

今回は「大雪への備え」についてお聞きしました。

ご協力いただき、誠にありがとうございます。


結果をまとめましたので、お知らせします。





1.雪による災害発生のリスクをどの程度感じていますか?

「雪による災害発生のリスクをどの程度感じていますか?」というアンケートの回答をまとめた円グラフ。7割近くの回答者が「あまり感じていない」または「全く感じていない」と回答しており、大雪による災害リスクを感じていない方が多いことがわかります。

7割近くの回答者が「あまり感じていない」または「全く感じていない」と回答しており、大雪による災害リスクを感じていない方が多いことがわかります。

一方で「非常に感じている」「やや感じている」と答えた方々も3割ほどいます。

地域差や個人の経験によって、リスクの認識に差があると考えられます。




2.大雪で不安に感じることは何ですか?

「大雪で不安に感じることは何ですか?」というアンケートの回答をまとめた棒グラフ。最も多く回答されたのは「車の移動や通行止め」(36件)で、次いで「交通期間の運行停止」が多くなりました。

最も多く回答されたのは「車の移動や通行止め」(36件)で、次いで「交通期間の運行停止」(34件)が多くなりました。

また、「停電や断水」(24件)についても重要な懸念事項として挙げられています。


大雪が予想される際、特に交通や生活インフラへの影響を心配していることが伺えます。




3.大雪予想時の防災行動は?

「大雪予想時の防災行動は?」というアンケートの回答をまとめた棒グラフ。多く回答されたのは「食料や水の備蓄」(39件)と「暖房器具の点検・補充」(33件)でした。

多く回答されたのは「食料や水の備蓄」(39件)と「暖房器具の点検・補充」(33件)でした。

特に生活の維持に必要な行動が挙げられました。




4.大雪予想時の情報源は?

「大雪予想時の情報源は?」というアンケートの回答をまとめた棒グラフ。最も多く回答されたのは「気象庁のWebサイトや記者発表」(44件)でした。

最も多く回答されたのは「気象庁のWebサイトや記者発表」(44件)でした。

正確な気象情報を確認しようと、自ら情報を取得するため行動している方が多くいました。


それと同じぐらい「スマートフォンアプリ」(43件)との回答も多く挙げられました。

テレビやラジオの他、アプリが重要な情報源として利用されています。




【大雪:働き方への影響】


近年は大雪が予想される際、

気象庁などが不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。


次の2つの質問は、お仕事をされている方を対象に、大雪の働き方への影響などついてお聞きしました。



5.大雪で外出を控えるよう呼びかけられた場合の仕事の進め方は?

「大雪で外出を控えるよう呼びかけられた場合の仕事の進め方は?」というアンケートの回答をまとめた円グラフ。「会社の指示に従い、状況を見て判断する」(44%)が最も多く、柔軟に状況に応じた判断が求められていることがわかりました。

「会社の指示に従い、状況を見て判断する」(44%)が最も多く、柔軟に状況に応じた判断が求められていることがわかりました。

「自宅でリモートワークをする」(28%)という回答も次に多く、世の中にリモートワークが広がっていることが反映されています。


「会社の指示」が重要な判断要素として認識されているため、災害を見越した会社の取り組みについてもお聞きしました。




6.会社がBCPに取り組んでいるかどうか知っていますか?

今回のテーマである大雪以外にも、台風接近大地震の発生など、会社は災害リスクにどう対応していくか決めておくことが求められます。


事業をどのように継続するかを定めた計画BCP(事業継続計画)と言います。

「会社がBCPに取り組んでいるかどうか知っていますか?」というアンケートの回答をまとめた円グラフ。「取り組んでいる」と答えたのは31%の方で、約半数の56%は「知らない・分からない」と回答しています。

「取り組んでいる」と答えたのは31%の方で、約半数「知らない・分からない」と回答しています。


BCPに対する認識不足取り組みの透明性の欠如が課題として浮かび上がります。

企業のBCPを明確にし、従業員にしっかり伝えることが重要です。




【特別企画】3.11の前後で『防災意識』の変化を確認!


東日本大震災から14年を迎えます。


毎年、3月11日の前後は防災に関する特集等が組まれます。

そこでこの防災アンケートでも、2月・3月・4月の3回のアンケートで同じ質問をして、防災意識に変化が現れるのかを調査します。


今月は2月分の結果をご紹介します。

※3ヶ月での変化については、後日、別の記事で結果を発表します。



7.東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?」というアンケートの回答をまとめた帯グラフ。「たまに話す」が50%と最も多く、震災を振り返ることについて一定の関心を集めています。

「たまに話す」50%と最も多く、震災を振り返ることについて一定の関心を集めています。

震災の話題から防災意識が高まることが期待されます。




8.日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

「日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?」というアンケートの回答をまとめた帯グラフ。日常的に避難場所や備蓄品を「気にしている」(38%)または「やや気にしている」(41%)という回答が多く、防災意識が一定程度浸透していることがわかります。

日常的に避難場所や備蓄品を「気にしている」(38%)または「やや気にしている」(41%)という回答が多く、防災意識が一定程度浸透していることがわかります。


一部の人々(7%)はあまり気にしていないという結果もあり、備えについてさらなる啓発が必要です。




9.お住まいの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?

「お住まいの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?」というアンケートの回答をまとめた帯グラフ。「非常に感じている」(40%)と「やや感じている」(52%)を合わせると、92%の人が大地震への危機感を持っていることがわかります。

「非常に感じている」(40%)と「やや感じている」(52%)を合わせると、92%の人が大地震への危機感を持っていることがわかります。


昨年もお正月から能登半島地震が発生したり、夏には日向灘の地震に伴って「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたりと、

大地震への危機感が高まるような出来事がたびたび発生しています。


警戒心を持ちつつも実際の行動にどう繋げるかが今後の課題です




さいごに

今月も、たくさんのご意見をいただきありがとうございました!


皆さんの回答から、大雪と地震とでは、災害リスクの感じ方に違いがあることが分かりました。


大雪は地震ほど災害リスクを感じている人が多くありませんが、雪の降り方については地域差がありますし、地震と違ってある程度事前に把握することができます。

そういったところも、災害リスクの感じ方に影響していそうです。


普段は雪の降らない地域にお住まいの方も、旅行などで雪が沢山降るところへ行く機会があるかもしれません。

その際は、事前に気象情報をよく確認してお出かけください。


来月も、是非アンケートへのご協力をお願いします!


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