【6月のアンケート結果】水害リスクの感じ方&防災アンケートの参加動機
- アールシーソリューション株式会社
- 2024年7月9日
- 読了時間: 4分

2024年6月25日から7月4日までアンケートを実施して、38名の方にご回答いただきました。
今回は2本立てで「水害について」と「防災アンケートについて」お聞きしました。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。
結果をまとめましたので、お知らせします。
1.「線状降水帯」という言葉を聞いたことがありますか?

ほとんどの方(92%)が「聞いたことがあり、どのような現象か知っている」と回答し、線状降水帯の認知度の高さが伺えました。
一方で、「聞いたことはあるが、どのような現象か知らない」も8%程いました。
ニュース等でも「線状降水帯」というキーワードを耳にする機会が多くなったので、是非この機会に、どんな現象なのか確認してみてください。
《POINT》線状降水帯 とは?
次々発生する雨を降らせる雲(積乱雲)が連なり、数時間同じ場所を通過または留まることで作りだされる、線状の強い降水を伴う雨域。
このような大雨が予想された場合、気象庁が半日程度前から注意を呼びかけます。(参考:気象庁HP)

2.台風や大雨によって、お住まいの地域で水害が発生するリスクを感じていますか?

水害の「リスクを感じている」が61%で、「リスクを感じていない」の37%を上回る結果になりました。
続けて、この回答を選んだ理由について聞きました。
3.水害リスクの判断の理由は何ですか?
リスクを「感じている理由」・「感じていない理由」で分けて集計をしてみると、違いが確認できました。

●「水害のリスクを感じている」理由
「近年の大雨の時の経験から」が最も多くなりました(52%)。また「ハザードマップ等を見て確認したから」も多くなっています(43%)。
「水害のリスクがある」との判断は、「個人の経験」と「ハザードマップ等のデータ」が同じぐらい大きく影響しているようです。
●「水害のリスクを感じていない」理由
「ハザードマップ等を見て確認したから」が最も多くなりました(64%)。一方「近年の大雨の時の経験から」は21%と少なくなっています。
「水害のリスクが少ない」との判断は、「個人の経験」よりも「ハザードマップ等のデータ」の方がより大きく影響しているようです。
【特別企画】防災アンケート、参加動機は?
2022年2月より、毎月、防災に関するアンケートを実施しています。
今後のアンケートをより良くするため、ご意見をいただきました!
4.防災アンケートに協力したことはありますか?

24%の方が毎月参加してくれていることが分かりました(「ほぼ毎月」の方も含め)。
また「何回か回答したことがある」方も同じく24%おり、定期的にアンケートに協力してくださる方が一定数いることが分かりました。
一方、半数近くの方(53%)は「初めて回答した」という結果になりました。
5.防災アンケートに回答した理由は何ですか?

アンケート初参加の方も多かったからか、参加動機としては「たまたま目に入ったから」が最も多くなりました(42%)。
次いで「防災に関心があったから」が39%となっていました。
目に入るような「アンケートの呼びかけ方」と「防災への関心」が、参加動機に大きく影響しているようです。
6.アンケートに参加して役立ったと感じたことはありますか?
過去、この防災アンケートに回答してくれた方向けに、参加したことで何か役に立ったことはあるかお聞きしました。

最も多い回答は「タイムリーな防災情報について知ることができた」(12名)で、次いで「みんなの防災意識や行動を知ることができた」(10名)が多くなっています。
今後も本アンケートで、皆さんへ防災情報を届けたり、防災についての共感・共有の場を提供できるようにしていきます。
7.防災に関するシンポジウムや交流会が開催されるとしたら、参加したいですか?

半数近くの方(54%)は参加を希望しないと回答しました。一方で、リアルイベントへの参加希望が24%、オンラインイベントへの参加希望が22%との結果になりました。
この防災アンケートに協力してくださる方の半数近くは、防災に関するシンポジウムや交流会等のイベント参加に関心があることが分かりました。
さいごに
今月も、たくさんのご意見をいただきありがとうございました!
防災アンケートの結果も、2年半分溜まってきたので、どこかの機会でこの情報を、皆さんと共有する機会を作れればと思っています。
今後も、是非アンケートへのご協力をお願いします!
<線状降水帯について紹介した記事があります。こちらもチェックしてみて下さい。>
→【みんなの防災だより】「線状降水帯」と聞こえたら
参考
・気象庁「線状降水帯に関する各種情報」