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【4月のアンケート結果】気象警報等発表時、行動パターンはどう変わるか?

4月のアンケートの結果発表記事のサムネイル画像

2024年4月26日から5月6日まで「春の嵐・メイストーム」についてのアンケートを実施して、34名の方にご回答いただきました。

ご協力いただき、誠にありがとうございます。


結果をまとめましたので、お知らせします。




1.「春の嵐」や「メイストーム」という言葉を聞いたことがありますか?

「「春の嵐」や「メイストーム」という言葉を聞いたことがありますか?」というアンケートの回答結果をグラフ化した画像。88%が「聞いたことがある」と回答した。

「聞いたことがある」という方が約9割となりました。



《POINT》「春の嵐」・「メイストーム」とは

3月から5月にかけて、日本付近で急速に発達した低気圧によって発生する激しい現象のこと。

台風並みの暴風や猛吹雪、海岸では高波となることもあります。

今年のGW最終日は「メイストームに注意!」というニュースを目にした方も多いのではないでしょうか?





2.「春の嵐」により発生する現象で知っているものは?


質問1で「聞いたことがある」と回答した方へ、「春の嵐」などにより発生する現象について、知っているものを答えてもらいました。

「「春の嵐」などによって発生する現象で知っているものは?」というアンケートの回答結果をグラフの画像。「台風並みの暴風」という回答が最も多くなった。

最も回答数が多かったのは「台風並みの暴風」でした。

暴風に伴って発生する可能性がある「雷」や「大雨」、また「急な天気の変化」なども多く回答されました。



《POINT》「春の嵐」に備えるには

気象庁は災害に結びつくような激しい現象が予想される場合に、気象情報や強風注意報、暴風警報などで注意を呼びかけます。

これらが発表された場合は、自宅の周囲で飛びやすいものがないかを確認したり、外出の予定がある人は、無理せずに計画の変更などを考えてみてください。




3~5.気象警報等発表時、外出を取りやめようと思いますか?


仕事や学校等での外出(質問3)、自分自身や家族の用事での外出(質問4)、旅行や行楽での外出(質問5)の3つの場合について、気象警報などが発表された時、外出を取りやめようと思うかお聞きしました。

「強風注意報や暴風警報が発表された時、外出を取りやめようと思いますか?」というアンケートの回答結果のグラフ画像。仕事や学校の場合、自分自身や家族の用事の場合、旅行や行楽の場合と、外出の用事パターンを3つに分けて集計している。

仕事や学校等での外出の場合は、「職場や学校の指示に従うと思う」という回答が半数以上で最も多くなりました。

自分自身や家族の用事、旅行や行楽での外出の場合は、「警報が出たら取りやめようと思う」が6割程で最も多くなりました。


その他でいただいた意見も一部ご紹介します。


【仕事や学校等での外出の場合】(質問3)

・気象状況に左右されたら、仕事にならない


【自分自身や家族の用事での外出の場合】(質問4)

その用事の内容や緊急度による、という声が多かったです。用事の具体的な内容を挙げてくれた方も居ました。

・通院や処方薬などは取りに行くがあとは引きこもる


【旅行や行楽での外出の場合】(質問5)

・外出はするが 気象情報や雨雲レーダーなどをこまめにチェックする

・飛行機に乗る予定で欠航が出るレベルであれば取りやめる




6.気象情報や警報等を入手する手段として持っているものは?

「気象情報や警報等を入手する手段として持っているものは?」というアンケートの結果のグラフ画像。「防災アプリ」という回答が最も多くなった。

最も回答数が多かったのは「防災アプリ」でした。

その他にも、複数の手段を持っているという回答が多かったです。


天気が大きく荒れる事が予想される場合には、外出を控えたり、気象情報をこまめに確認して行動するなど、身を守る行動を取ってください。


●台風並みの暴風となる「春の嵐」「メイストーム」 気象情報や警報・注意報に注意して安全対策を(政府広報オンライン)




【特別企画】3.11の前後で『防災意識』の変化を確認!


東日本大震災から13年を迎えました。

毎年、3月11日の前後は防災に関する特集等が組まれます。

そこでこの防災アンケートでも、2月・3月・4月の3回のアンケートで同じ質問をして、防災意識に変化が現れるのかを調査します。


今月は4月分の結果をご紹介します。

※3ヶ月での変化については、後日、別の記事で結果を発表します。



7. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?」というアンケートの結果のグラフ画像。2024年4月の結果で、身近な人と話すという人が大半を占めた。

東日本大震災について、身近な人と「たまに話す」という回答が半数以上を占めました。




8. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

「日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?」というアンケートの結果のグラフ画像。2024年4月の結果で、気にしている人が大半を占めた。

日頃から避難場所や備蓄品を「気にしている」「やや気にしている」という回答が多く、約8割を占めています。




9. お住いの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?

「お住いの地域で大地震が発生する危機感を感じていますか?」というアンケートの結果のグラフ画像。2024年4月の結果。6割以上の人が危機感を非常に感じていると回答した。

お住いの地域で大地震発生の危機感を「非常に感じている」「やや感じている」という回答が大部分を占める結果となりました。

多くの方が、強い危機感を感じていることが分かりました。



さいごに

今月も、たくさんのご意見をいただきありがとうございました!

次回のアンケートでも、ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。


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