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【BCPの基本③】BCPが進まない理由は「視点のズレ」にある

BCPコラム サムネイル

前回は、BCPが総務に任される背景について整理しました。

今回はさらに一歩進めて、「BCPがなぜ思うように進まないのか」を考えていきます。



BCPが進まない本当の理由


BCPがなかなか進まない。

事業部門の協力が得られない。

計画が形だけで終わってしまう。


こうした課題には共通する原因があります。

それが「視点のズレ」です。


経営者がBCPで見ているのは、建物の被害ではありません。

事業が止まること顧客への供給が止まること信用が失われること

つまり「会社が継続できるかどうか」という視点です。


一方で、現場は自部門の業務を中心に考えます。

総務はその間に立ち、全体を調整する立場です。


この3者は、それぞれ見ているものが違います。

BCPにおける経営/現場/総務の視点のズレを説明する図

BCPがうまくいかない理由は、誰かが間違っているからではありません。

そもそも前提となる“視点”が揃っていないのです。


例えば「この業務を優先すべきか」という判断も、

経営と現場では答えが変わることがあります。

このズレを埋めるために必要なのが、総務の役割です。


経営の視点を理解し、「事業を止めないための取り組み」として整理できると、BCPは初めて動き始めます。


新年度のタイミングに合わせ、3回に分けてBCPの基本を整理していきました。「もし事業が止まったら?」という問いに対して、ハブとなって調整を担う総務の役割は、ますます重要になっていきます。


今後も企業の事業継続を応援するコラムを配信していきます。

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