

熊本地震で自動車生産は止まるのかそれとも、早期再開できるのか - サプライチェーンBCPの浸透を考える
今回の熊本地震について、私は現地を訪れているわけではありません。一般の報道をもとに状況を把握しているに過ぎません。ただ、今回の地震は「日本のサプライチェーンBCPがどこまで機能したのか」を考える重要な材料を提供してくれています。 半導体は「1週間以内に復旧の目処」。今回、私が最も注目したのは、半導体と自動車の復旧速度の違いです。 TSMCやソニーといった半導体メーカーは、発災から1週間以内に生産再開の目処を立てたと報じられました。半導体は高度な設備産業であり、当然ながら下位のサプライヤーが存在します。それにも関わらず「生産が大きく滞る」という報道はほとんどありません。つまり、今回の地震では半導体サプライチェーンのBCPが相当程度機能した可能性が高いと考えられます。生産の標準化が進んでおり、その構造的な強さが影響している可能性があります。 一方、自動車産業は様子が異なります。トヨタ、日産は当初「生産再開が遅れる」と報じられました。その後、復旧の目処が立ったと続報が出ています。ホンダは生産再開にまだ目処が立っていないと報じられており、主力の二輪も含ま
8 分前



















